SUBCOMMITTEE

微細・精密加工規格部会

微細・精密加工規格部会

高精度加工普及を目的に、寸法許容差・測定手法のディファクトスタンダードを提示

趣旨

製品を作る設計者・製造技術者にとってJIS規格は、品質を決定し作り上げる際の拠り所であり、JIS規格が、日本中の製造技術者に与える影響は小さくない。
しかし、数十年前の規格と著しい進歩を遂げている2022年現在の製造技術の間に乖離が生じている部分もあり、特に微細加工分野ではこの傾向が顕著である。
そこで微細加工規格部会では、実際に最先端の加工現場で行われている、加工精度レベルを参考に、特定のテーマで精度基準案を設定し、それに基づいた測定手法の標準化作業を行う。
作業にあたっては、大きな枠組みを提唱するのではなく、製造現場で重要度が高く、基準が設定されることで、円滑にビジネスが進む、または新しいビジネスにつながる可能性のある具体的なテーマを個別に設定し、実証実験、事例化等を通じて、会員企業が本部会で提唱する規格を有効に活用できるよう進める。

実施体制案

発起人、世話役 株式会社入曽精密 斎藤社長
部会長 株式会社ワークス 三重野社長(微細加工工業会 幹事)
学識経験者 東大名誉教授 石原直先生
メンバー 株式会社狭山金型製作所、他会員メンバーから募集
関係する大学、教授/工作機械メーカー/測定器メーカー/先端技術の製造現場を持つユニット、及び部品メーカー/TOOL関連メーカー/周辺機器メーカー/CAD/CAMメーカー その他

テーマ設定例