加工技術と成形技術を駆使したマイクロウェルプレート
Expert Bisai Creators Contest 2025
1インチ 若手技術者部門
株式会社ワークス
福岡県遠賀郡
チーム:研究開発グループ
①金型加工技術
5軸ナノマシンを使用、精密な機械加工で金型を製作しました。
その金型はSTAVAXにNi-Pメッキを施し、1つのウェルサイズは円錐形状で上面がφ15μm、底面がφ30μm、高さが30μmととても微細なため、その工具は先端形状φ3μmの単結晶ダイヤモンド工具を内製し、40,000個並べて製作しました。
②微細樹脂成型技術
上面がφ15μmの突起が40,000個並んでいるため、転写性能を高めた離形を行う必要があるため、加熱、保圧、冷却を自動で制御されたシステムを社内で開発し、自動で成形が行える技術を開発しました。
使用機材・材料
▼仕様機材
超精密微細加工機(JTEKT社製AHN15-3D)、先端形状φ3μmの単結晶ダイヤモンド工具、3次元測定器(三鷹光器社製NH-3SP)